こんにちは、宮本清世です。
あなたはどんなクロッキー帳を使っていますか?
クロッキー帳といっても色々ありますよね。サイズ、紙質、綴じ方…。
どれにしようかな、いろいろ使ってみたいな、でも迷っちゃうなというあなたのために、今回は最もよく知られているクロッキー帳、『マルマン クロッキーブック』についてご紹介をします。
マルマンクロッキーブックはこちら!
見たことありますよね?
私は初めてのクロッキーにはこちらをおすすめします。
この記事では、 『マルマン クロッキーブック』 のどんなところが初心者におすすめなのかお話ししていきますので、あなたの参考になればうれしいです。
目次
1.マルマン クロッキーブックの仕様がおすすめ!

ほどよい柔らかさの紙
マルマンクロッキーブックの紙は白クロッキー紙といいます。
薄手で柔らかく、でも弱くない、丈夫さを感じさせる紙です。
短時間クロッキーをするのに最適なめくりやすさもじゅうぶんあります。
紙の色もきれいな真っ白で、さわりごこちに素直さを感じます。
幼稚園児のハキハキしたあいさつを聞くような気持ち良さがある白色です。
ちょうどよい硬さの表紙
クロッキー帳・スケッチブックを選ぶときに紙質を気にするのは当然ですが、表紙の材質も実ははずせないポイントです。
表紙の材質は運びやすさと描きやすさに影響します。
マルマンさんは紙だけでなく表紙の材質もすごく大切に考えていて、このクロッキーブックの表紙もこだわってつくっています!
昔の炭酸飲料ケースから考案された「マルマンのクロッキーらしさの象徴」ともいえる茶色の表紙は、しなりがものすごくいいです。

このしなりは本当に重要で、硬いと持ちづらいですし、柔らかいと支えになりません。
私は立ってクロッキーをする回数が多かったので、立ったままページをめくって描く動作がラクにできるものがよかったんですね。
その点でマルマン クロッキーブックはしなり方がちょうどよく、余分な動きがいらずスムーズにクロッキーが進められます。
安い
枚数多くて安いのはたいへんありがたいです。
クロッキーブックシリーズでいちばん大きいSL-01/02サイズだと100枚で定価700円+税。
両面使うと200回で約700円、販売しているところによってはもっと安いです。
この品質でバリバリに使い倒せるのはとってもお得感があります。
2.マルマン クロッキーブックの描き心地がおすすめ!

描き心地の良さは楽しさに直結します。
やっぱり、描いていて鉛筆とのバランスが悪いとイライラするときはあります。
100均メーカーの画帳だと割とそういうのを感じやすいんですが、さすが老舗のマルマンさんは違います。 マルマン クロッキーブック はするする描けます。
するする描けると、線ってこんなに楽しかったんだ!とウキウキします

紙がつるっ、さらっ、の中間でとても滑りが良く、ボールペン(特に三菱のジェットストリーム)とも相性が良いので小さいサイズを日々のメモに使うこともできます。
もちろんデッサンでも使えます!

滑りの良い紙なので、濃い鉛筆で描いて布やティッシュでこすったときの色合いがとても綺麗です。
むかし、「良いデッサンは青みを感じる」と担任の先生が言っていましたが、マルマンクロッキーはそれに近い表現ができます。
3.マルマン クロッキーブックを使うときの注意点
注意点というほどではないんですけど、しいて挙げるなら紙の薄さです。
強みと弱みは実は同じとよく言いますがまさにその通りです。
裏写りする

さきほど載せたりんごデッサンの裏面です。
うっすら表面の色がおわかりいただけますでしょうか。
描いたものをアップロードするときは注意したほうが良いと思います
筆圧に弱い
硬めの鉛筆を強めに使うと紙がへこみ、キズになります。

りんごデッサンのアップです。中央やや左部分、キズがついてしまいました。
筆圧の強い方が硬めの鉛筆を使うときはちょっと注意が必要です。
とはいえ、本来の用途はクロッキーのブックなので、展覧会に出すとかでなければそこまで気にしなくてもいいと思います!
『【初心者向け】クロッキー帳で迷ったらマルマンクロッキーブック』のまとめ
マルマンクロッキーブック についてご紹介しました。いかがでしたか?
紙質と表紙の材質、描き心地と汎用性の高さ、そして価格。
マルマンクロッキーブックはそのすべてがバランス良くおさめられた製品です。
あなたもいちど使ってみてはいかがでしょうか?
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