人物イラストの上達は模写が最適!コツと方法をご紹介

こんにちは!
あなたは、人物イラストが上手くなるためにどんな練習をしていますか?

クロッキーやデッサンはもちろん上達するための大切な訓練ですが、人物イラストを上達させるには模写がとても効果的です。

模写は、簡単にいうと「お手本をそのまま描き写すこと」です。
その目的は「お手本となる人の型である描き方を自分にインプットすること」です。

でも、いろんなところで模写がいいと言われているものの、やり方や考え方にもばらつきがありますよね。

私は絵画から入ったのでイラストはあまり上手いほうではなかったですが、模写を取り入れることでマンガ系のイラストも描けるようになり、ヤフオクなどでイラストを売ると完売するようになりました。

この記事では、マンガ系の人物イラストを上達させたい人のために、私が実際にやって効果があった模写のやり方やコツなどをお話ししていきます。

この記事を上から読み進めると人物イラストの模写が始められるようになっていますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

キャラクターイラストっていうんですかね。マンガや絵師系のイラストの話です。

1.お手本となるイラストレーターや絵師・漫画家を1~2人決める

お手本を選ぶときの基準

お手本となる人(または作品)は、「自分もこんなのが描けるようになりたい!」という人を選びましょう。

自分の理想の絵に近い人を選んだ方が上達へのゴールに近づくからです。

なんとなく自分の画風や描き方の方向性が固まりつつあるようでしたら、自分の画風に近い人を選んだほうがよいでしょう。

注意
かなりリアルな作品を描きたいということでしたら、模写よりもデッサンをたくさんしたほうが効果的です。(例:『イノサン』の坂本眞一先生や『欲鬼』の色原みたび先生など)
リアルな画風=現実に基づいて描いているので、作品模写の前にある程度デッサン力が必要です

お手本にする人は最低1人からでOK

お手本にする人は1~2人にします。多すぎても頭の中がごちゃごちゃになってしまいます。

2人にする場合は、なるべくお手本にする人同士の画風も似たような雰囲気の人がよいでしょう。

模写を進めていくにつれてお手本2人の画風と自分の画風がブレンドされるので、あまりにかけ離れた画風だとそのブレンド効果が薄くなるからです。

決めかねるようでしたら、いちばん理想に近い画風の人を選ぶと後悔しません。

2.イラストを模写する

模写のための準備をしよう

まずは模写をする準備です。

アナログ・デジタル共通で準備するもの

  • 模写をする作品または絵 できれば紙に印刷されたもの
    マンガやクリアファイルでもOKです。ベストはその作家さんの画集です。
    もし電子書籍だったりウェブで見ているようでしたらその画面を開いておきます。
アナログで模写の準備リスト

  • 鉛筆やシャーペンなど、描くもの(ペンでも可)
  • 紙 または トレーシングペーパー B5くらいの大きさ
    紙質はコピー用紙・クロッキー帳・らくがき帳などなんでもOKです
  • (持ってる人は必要に応じて)ライトボックス
デジタルで模写の準備リスト

  • タブレット端末など、絵を描く機器

※デジタルで模写をしたことがないので思いつきませんでした…

模写のイラストを選ぼう

模写をするイラストの選び方ですが、最初はお手本の作家さんの中でいちばん基本的なかたちが描かれているものを選ぶのがおすすめです。

模写の目的は型を学ぶことなので、型の中でも定番となるもの、つまり極端な上向き(あおり)・下向き(俯瞰)ではなく目の高さが同じものを選びましょう。

もちろん、応用的なハイパーアングルや戦闘シーンなどを練習したい場合はそのシーンやポーズを選びます。

模写のやり方

模写のやり方は大きく分けて2つです。

  1. 見ながら描く
  2. トレーシングペーパーで写し取る(いわゆるトレース)

見ながら描く場合は、お手本を見やすい位置に置いてそっくりそのまま輪郭線を描き写します。
どの地点から描き始めても大丈夫です。自分で何かを描こうと思わないのがコツです。

型をとる!型を学ぶぞ!と意識しながら描くと取り組みやすかったよ!

そっくりそのまま描き写すのが難しいと感じたら、お手本の上にトレーシングペーパーをのせて輪郭線をなぞります。ライトボックスがあるならライトボックスにお手本と紙をのせてなぞってみてもよいでしょう。

写し取る模写をデジタルで行いたい場合は、あらかじめ画像を取り込んでおく必要があります。

模写が終わったら、もう一度確認をします。

間違い探しのつもりで頭のかたちや目の位置などを確かめてみましょう。自分の描いたものとお手本を重ねてみると違いがよくわかります。

3.イラストを分析する

※模写と分析の順序は前後してもOKです。

イラストの分析とは

模写の目的は型を学ぶことです。模写が終わったら、分析しましょう。

分析することでお手本となる人の型を知り、自分のイラストに取り入れます。

主に分析をするのはそれぞれの箇所の比率です。

顔なら目の大きさ、鼻のかたちや位置、おでこの広さなどを測っていきます。全身なら肩幅・腰の位置・手の大きさ・首の太さも測ります。

分析した型を別の紙やノートに描き写しておくと自分で描くときに迷わなくなるのでおすすめです。

私はらくがき帳に分析したものを切って別のノートに貼って、それを見ながら描くときもあります。

分析できたら

分析が終わったら、最後は自分で描いてみましょう。
自分で分析した型を見ながらでもかまいません。

まだ型の学びが不安と感じるようであれば同じイラストをもう一度模写してもいいですし、同じお手本の人の違う角度から見たイラストを模写してそれを分析するのもよいと思います。

大事なことなので何回も言いますが、模写の目的は型を学ぶことです。

お手本となる人の型を学び、自分に取り込んで、自分の絵をさらに進化させるために模写があります。

なので、最終的には自分で描いてみる・描けるようになるのがゴールです。

4.模写をしてみよう【デモンストレーション】

即興ですが模写の流れです。
石田スイ先生『東京喰種:re』12巻表紙の才子にしました。

自分のイラストでもいいんですが、模写の主旨にならないかも?と思ってひとまず才子です。
著作権うんぬんもあるので自分のイラストに差し替える可能性もあります

豆知識
模写やトレースの公開は、著作権を持っている人または会社の許可があったうえで掲載するのが正式なルールです。 二次創作などはグレーゾーンです。(公式でOKしてるものもある)
模写・トレースを自分のオリジナルだと言い張るのは完全アウトです。

1.描く


紙は無印良品のらくがき帳B5、鉛筆はMONO RのBで、実際のサイズは10cm正方形におさまるくらいです。
ぱぱっと描いたのでかなり雑ですが、これよりももっと厳密に写したほうが自分の力になります。

2.分析


ピンクの線はアイビスペイントに取り込んで描いたものです。
画風の分析では目・鼻・口の位置と眉の高さを測ります。


耳の位置がわかりにくいとよくメガネをかけさせています

5.『人物イラストの上達は模写が最適!コツと方法をご紹介』のまとめ

いかがでしたでしょうか。

学ぶという言葉は、真似ぶ(まねぶ)から来ているそうです。

模写はまさに「真似て学ぶ」の行動です。あなたも人物イラストの上達に、模写を取り入れてみてはいかがでしょうか。

人物イラスト上達には、模写だけではなくもちろんクロッキーも欠かせない訓練です。

もしクロッキーに興味があったら『クロッキーの始め方』の記事もぜひ読んでみてくださいね。

広告
広告

よかったらシェアしてってね!