クロッキーで自己肯定できた話

初めまして、清世と申します。
ブログ『カカントカンテ』をご覧いただきありがとうございます!
こちらではわたしがなぜクロッキーのブログを始めたのかについてお話をしています。

ブログ『カカントカンテ』の目的

このブログの目的は、高校のときの自分のような、自分の絵に自信がない人を救い、応援することです。

そして、目標は3つ

  1. クロッキーを知る
  2. クロッキーを楽しむ
  3. 自分の絵を好きになる

私がクロッキーを始めたきっかけ

わたしがクロッキーを知ったきっかけは、高校の美術科に入学してからです。

中学までは美術部で、絵の上手い人カテゴリに所属していましたが、美術科ともなれば(当たり前ですが)絵が上手い人ばかりなんですね。ようやく井の中の蛙だったことに気づきました

はい、画力コンプレックスの誕生です。

特にデッサンで形を取るのがものすごく遅くて苦手で下手だったので、「形をとれるようにしたい」という思いから毎日クロッキーを始めました。

やったこと

まず帰りの電車でクロッキーをすることにしました。
電車の扉側に立ち、はじめは寝ている人や後ろ姿の人からスタートして、自分も座ったり、モデルの背景となる車窓風景も描き足したりなど徐々に対象の範囲を広げていきました。
もちろん満員の車内ではしていませんが、時間帯や混み合う駅を越えればクロッキーしてもよさそうな空気が生まれます。そのタイミングを狙って、F6のクロッキー帳を開いて描いていました。

そのうち授業中にもクロッキーをするようになりました。
中学までの優等生ライフを捨てたのはこの頃です。

絵が上手くならない焦燥感

毎日クロッキーを始めたものの、高校受験からデッサンを始めたばかりの私と、もっと前からデッサンに触れてきた人間ではスタート地点が違う。このマイナス地点スタートという画力コンプレックスはものすごくありました。

早く追いつきたい、追い越したい思いはあるのにいつまでも差が埋まらない。

自分は単なる「そこそこ上手い人」だけで、取り立てて優れたものは何もない。

幸か不幸かクラスの皆は性格が良く、いじめもない環境下でした。
みんな仲良しで和やかなクラスで自分だけが根底に仄暗い焦燥感や劣等感を抱いているなんぞ知られたくない。
こんな気持ちを隠しながら3年間過ごしました。

NARUTOでいうとナルトのアカデミー時代の落ちこぼれ感はすごく共感できます。今でも読み返すと感情移入して泣きます。中忍試験のナルトとネジの戦いのところで毎回鼻水出して号泣します。

もちろんこのクラスだったから得られたこともたくさんあります。

クロッキー帳を一冊終えたら任意で先生に提出という慣習があって、毎回提出してました。
とはいえ先生からの具体的なアドバイスは無く、返却時にごくまれに赤ペンでページの端に◎○△が付けてあるくらいです。その記号から、何が良かったのか?を自分で考える方針でした。
このときに余分な線は無い方が美しいということを学び、自分のクロッキーの良し悪しの判断ができるようになりました。

あと、うちがそこそこ田舎っていうのもあり、電車内でクロッキーというのは相当勇気が入りましたが、そこはイヤホンつけて大音量で音楽流して外音を遮断することで攻略しました。

クロッキーを続けて起きた変化

イラストや具象・写実を問わず、自分の人物表現が良いと肯定的に捉えられるようになりました。
「良い」というのは決して上手い下手ではなく、私はこんな表現していますと自信をもって言える意志のことです。

私はクロッキーを重ねることによって、自分の表現に自信がつきました。
自分にもできることがあるんだと思えるようになりました。
それと、やっぱり楽しいです。やっててよかったクロッキー。
楽しい気持ちは生きていくうえでとても大切です。

おわりに

あなたがこのブログやクロッキーを通じて絵を楽しみ、自分の絵を好きになって、そして自分のことを大事にしてもらえたらとても嬉しいです。