こんにちは!宮本清世(みやもと きよせ)と申します。
このブログは、「クロッキーのことならここ」の「ここ」を目指しています。
この記事では、クロッキーって何だろう?ということから必要な画材やコツまでをまとめています。
ざっくり読むだけでクロッキーが始められるようになっているので、ぜひあなたもクロッキーに挑戦してみてくださいね。
目次
1.クロッキーって何?
クロッキーは、瞬間素描とも言われています。
30秒~長くとも20分くらいで、パパッとポイントをつかんで表現する訓練のことです。
主に人物を描く訓練として行われることが多いです。
2.クロッキーやるといいことあるの?
クロッキーをやると、人を描くのが上手くなります。
人体の構造がわかるようになったり、人物画としての魅力が描けるようになります。
そして、人物の上達以外にも、デッサンやイラストを描くときにポイントをつかむのが早くなります。
3.クロッキーっていつ・どこでできるの?
クロッキーはいつでもどこでもできます。
絵画教室などで行うクロッキー会もありますし、街中でも道行く人をスケッチ気分で描くこともできます。
また、家でも自分や家族をモデルにして描くことができます。
おうちの人が協力的でなければ、インターネットでもクロッキーモデルの動画があるので、それを観ながら練習するのもよいでしょう。
4.クロッキーに必要な道具
- 紙
- 鉛筆
- モデル または、鏡
- タイマー
紙はチラシの裏でもらくがき帳でも全然OKですが、できればクロッキー帳で描いてみましょう。
私のおすすめはマルマンのクロッキーブックSLシリーズです。
鉛筆は老舗メーカーの2Bか3Bが描きやすいです。はじめてならあんしん価格の三菱ユニで大丈夫です。
どこの馬の骨かわからない鉛筆は芯がすぐ折れるので鉛筆だけはブランド買いしましょう!!
大量に描くので、クロッキー帳・鉛筆ともにまとめ買いがおすすめです
5.クロッキーの描き方や描くときの考え方
画材の準備をして、タイマーを5分にセットしてスタートします。
描くときは基本的に考えません。対象(モデル、自分など)を観察してポイントをつかみます。
クロッキーは時間が短いので脳で考える時間をカットして残像現象を利用するような感覚で描きます。
観察眼の経験値がたまっていないときは難しいかもしれませんが、続けていくと確実に観察眼が成長するのが実感できます。
6.クロッキーのコツは?
線と面
クロッキーは瞬間素描なのでじっくり考える時間はありません。
なので、線で表現することが多いです。(もちろん陰影で表現するのもアリです)
線の流れを「運筆(うんぴつ)」ともいいます。
人体の基礎
はじめは人体の構造がどうのこうのとかは考えなくていいです。観察眼が追いついていないのに知識をつけてもあまり効果がないからです。
初めはほんとに簡単なことだけ覚えておけばOKです。
7.ほんとにクロッキーって効果あるの?
クロッキーの効果はあります。なぜなら私が身をもって体験したからです。
小さい頃はちょっと絵が得意な子どもだったんですが、高校の美術科に入って自分が画力最底辺だと知りました。美術科だからみんな上手かったんですね。
それでもクロッキーを続けることでちゃんと自分の絵に自信が持てるようになり、自分の絵が好きになれました。今も絵を続けられているのは、クロッキーのおかげです。
8.クロッキーやってみよう
いかがでしたでしょうか。
クロッキーはすぐに上手くなるものではないですが、クロッキー帳によって自分の積み重ねが目に見えてわかるし成長もふりかえることができます。クロッキーを続けることが自分の糧になります。
あなたもクロッキーをして、自分の絵に自信をもって描いていきましょう!
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