クロッキーをやるメリット・デメリット

こんにちは。今回は、クロッキーをやるメリットやデメリットについてのお話しです。
クロッキーの始め方や道具についてほかの記事でご紹介してきましたが、

  • 実際どうなの?デッサンやってたほうが上手くなるんじゃない?
  • 始めてみたけど自分の画力の無さに絶望してる…。
  • 貴重な時間を使うんだから、しっかり効果を知っておきたい

こんな人もいるんじゃないでしょうか。

私も始めたころはまさに上のように画力の無さに絶望していました。

自分の描いたものがあまりに下手過ぎて恥ずかしい、とても見せられるものじゃないと思っていました。

この記事では、私がクロッキーを続けた経験に基づいて、

  • クロッキーをやってて得られた効果7つ
  • やってて「これはやだな」と感じたこと2つ

についてお話しします。
クロッキーを始めたばかりの人やまだ始めようか迷っている人にとって、クロッキーを始めてみるきっかけになれるようにお伝えしますので、ぜひ読んでみてください。

1.クロッキーの効果・メリット7つ

1.人物描写が上手くなる

これは「なんでも回数重ねれば上手くなる」の法則です。

クロッキーって、主に人物を描くのが一般的とされていますよね。人物をたくさん見てたくさん描くので、回数をこなすことが出来るようになる=人物描写に慣れる、上手くなるという理由です。

事例として、私は高1の落ちこぼれからスタート→4年目の予備校入りたての頃に上手い・良いと講師に評価してもらえるくらいになりました。

2.描くスピードが上がる

これも回数重ねることによる効果です。言い換えれば手際が良くなるということです。

このブログではクロッキーについて語っていますが、私も始めたばかりのときは人物1ポーズ5分で全身描き切れませんでした。今はたくさん描いたことで、30秒・1分・2分などそれぞれの基準がわかって全身描けるようになっています。

また、スピードアップは人物クロッキーだけではないです。デッサンや絵画、イラストの下絵スピードがめちゃくちゃ早くなりました。

絵画やイラストなど、作品をつくるときは「どんな絵づくりをするか考える作業」もあるので早い・遅いの判断は難しいですが、「最初の思い付き」を描くのに時間がかからなくなりました。

3.イラストがささっと描けるようになる

イラストキャラクターだけでなく、いわゆるカットみたいなものも含みます。私のブログの画像を色々見てもらうとわかりやすいのですが、写真もカットも全て自前です。(だから1記事仕上げるのに手間がかかる)

こういう線描イラストをささっと描けるようになったのは、やっぱりクロッキーを重ねてきたからだといえます。クロッキーに慣れてくると、「人体を描く」だけではなく、「人物を描く」ことが楽しくなります。
そうすると、本なりヘッドフォンなり、その人が身につけているものも自然と目に留まるので描いていきます。なので、静物などのイラストもささっと描けるようになります。

4.人の容姿に対してフラットになる

ちょっと意外なところの効果です。
クロッキーを重ねると、美醜の優劣の概念がなくなります。これは、「この人の右肩ちょっと下がってるのがこの人らしさだな」とか、「この人のおなかぽっちゃり感かわいいなあ」という観点に変わるからです。

そういった観点の世界では、優劣は全くありません。人それぞれ、どこかに美しいのポイントがあると感じられるようになります。

5.美しさへの瞬間・瞬発力が上がる

クロッキーをやると良さを見つける瞬発力が上がるので、日々のもの・ことに対する「美しい」への瞬発力や瞬間に捉える力が上がります。旅行先にあったランプのかたちが綺麗だな、描いておこうとか、この人の美しさはこういう考え方からきてるのかな?など、心と描写のアンテナが立つようになります。

6.画力コンプレックスが解消される

これは声を大にして言いたいです。私が一番身をもって体験したことだからです。

元々は私は落ちこぼれで、クラスでも最低レベルでした。

それでも毎日毎日クロッキーをやった結果、今ではこうやってブログを書いてカットやクロッキーを載せたり、イラストが売れるようになりました。しかも人物画です。

慢心せずに自分の絵を肯定できるようになったのは、やっぱりクロッキーを続けているからです。

7.自分の成長を実感できる

いちばん大きなメリットです。何回か描いて、または何冊か描いたときに前のクロッキーを振り返ると、「あぁ、うまくなってるんだな」と実感できます。

高校の時に、「自分の身長くらいクロッキーやってたら上手くなるよ」と担任の先生から言われたのが私が毎日やるきっかけですが、20冊目くらいにふと1冊目を振り返ったらめちゃくちゃ上手くなってて驚いた記憶があります。

描き終わったクロッキー帳をどんどん一か所に積み上げていくと努力の過程と成果が振り返りやすいです。

2.クロッキーをやるデメリットとリスク2つ

1.人目につく

外でクロッキーをやってると、人に見られます。それをどうとるかで、リスクとなるかは人次第です。
電車内でクロッキーをしていたときに、少し離れた距離にいた学生グループがこちらをちらっと見て、彼らの話題が当時流行っていたドラマに出てくる絵描きの男の子になったことがありました。

うちが割と田舎なのもあって、奇異の目というのは少なからずありました。
都会だとそういう目はあんまりないかもしれませんが、外でクロッキーをするときにちょっとやだなと思うことはあります。

2.デッサンがおろそかになる

クロッキーにはまりすぎてデッサンをおろそかにしてしまうと、観察の持続力が育ちません。
私の場合、下手だった時期は時間も情熱もクロッキー>デッサンだったのでデッサン力は当時伸び悩みました。デメリットというよりは、はまりすぎることによるリスクですね。

【失敗談】クロッキー中毒で美大ぜんぶ落ちた話

『クロッキーをやるメリットとデメリット』まとめ

この記事を書くにあたって自分のことを振り返ると、クロッキーやっててよかったことしかなくって、デメリットは最初見つけられませんでした。

そのくらい、自分にとって大きな価値となったクロッキーです。あなたも是非クロッキーをやって、楽しく上達してもらえたらなと思います。

私がはじめて使ったクロッキー帳はこちら

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