【失敗談】クロッキー中毒で美大ぜんぶ落ちた話

こんにちは。
クロッキーをやってると、だんだん楽しくなってきますよね。何分で描けるか挑戦したり、画材を変えたりなどいろんな表現方法が試せるところもクロッキーの魅力です。

…ところで、あなたはデッサンの練習もやってますか?

私はクロッキーにハマりすぎてデッサンやってなくて、上手くなるのがすごく遅かったです。この記事では、かつての私のようにクロッキーだけモリモリやってるあなたに同じ失敗をしてほしくないという思いと自戒を込めて、

  • クロッキーばっかりやってると何がいけないのか
  • どのような結果をもたらすのか
  • それはどんなことが原因か、どうしたら回避できるのか

ということをお話しをします。伝えたいことはひとつです。

デッサンもやっとけ!!!

これを読むあなたにとって、クロッキー中毒予防となれば嬉しいです。

1.クロッキー中毒

目の前のラクなものに飛びつく甘さ

クロッキーって時間もかからずぱぱっと始められますよね。しかも長い目でみれば上手くなることが保証されている。もうやるしかない。そう思った私はめっちゃハマりました。面白そうだと思ったらすぐやる性格もあって、それはもういつでもどこでもクロッキーをしていました。地元の別の高校の学祭にもクロッキー帳を持っていってクロッキーをしていたくらいです。

デッサンやるのが億劫になった

クロッキーをたくさん描くようになってから、すぐできる気軽さをデッサンにも求めるようになりました。高校当時デッサンは校内のアトリエでやっていて、木炭紙大に石膏デッサンが私にとってのデッサンでした。

クロッキー帳と鉛筆1本でぱぱっとできるクロッキーと、イーゼルを出して何種類も鉛筆を削るデッサンとでは準備の手間が違います。やることによって準備が違うのは当たり前のことなんですが、当時の浅はかな私はそれがものすごく面倒に感じてしまって、クロッキーと比べデッサンの訓練量が圧倒的に少なかったです。

ハマりすぎて家ではダラダラ休むだけ

始発に乗って石膏デッサンの朝練、放課後も居残って課題制作、学校帰りの電車内でもクロッキーをしていて、、と書くと努力家の学生っぽいですが、家に帰るとごろっと休むだけでした。ジャンプ読んでテレビ見たりゲームしたり、ダラダラ過ごしていました。今思い返せば、画力コンプレックスがある自分から逃避したかったところもあると思います。

これが良くなかったです。

2.デッサンしなかった結果:美大ぜんぶ不合格

後悔先に立たず

美大受験はセンター試験と実技試験(+私大は独自の学科試験)があります。私の専攻である日本画の実技試験は、石膏デッサンか人物or静物着彩です。つまりはごっつりデッサン推しなんですね。
デッサンの訓練を積んでない上に当時は画力コンプレックスはあるわ脳の使い方も浅いわでとにかくだめでした。

両親への申し訳なさ

いちばん後悔したのは、やっぱり両親に対しての申し訳なさでした。
私の両親は、子どもである私の意見を尊重してくれて応援もしてくれる人です。美大に行くことを反対されるような人もいる中、あっさり「お金のことは気にするな」と言ってくれる両親です。

そんな応援してくれる両親に対して、自分の頑張りが足りなくて努力の方角も間違えて結果全落ちしたことがすごく申し訳なくなりました。

ダメな結果をもたらした自分は、自分がいちばんよく知っている

両親への後悔はあるものの、家でダラダラとテレビを観ていた自分も、今日はもういっかと思ってマンガ読んでた自分も、全部自分が覚えてるんですね。ダメになる要因があって、ダメになる。その自分を見てきている。心が急に重たくなるようなうしろめたさは本当にしんどいです。

だったら、デッサンも並行してやっといたほうがよかった。クロッキーだけ、ラクな方だけやらずにちゃんと自分の力やダメさと向き合って少しずつ前に進むほうがずっと気持ちがいい。

今はそういう考え方を強く持つようになっています。

3.クロッキーとデッサンを相互作用させる

瞬発力と持続力、両方の力をつける

クロッキーによって表現力の自信がついた。これは事実で、だからこそ私はブログでもクロッキーをおすすめしているんですがクロッキーだけに陥るとよくないということです。

クロッキーのカジュアル感も私は大好きです。

クロッキーで感性の瞬発力を、デッサンで観察眼の持続力をつける。クロッキーとデッサンと両方やって、どちらかで得られた力をもう片方に応用する。これが、一番絵が上達するのに近道だと考えています。

めんどうでも、やる

準備が面倒でも、デッサンの訓練を怠らない。デッサンを重ねると、自分のアイデアの引き出しがたくさん増えます。引き出しが増えることで「頭の中に描いた理想の風景を描きたいのに、描けないから描かない」という苦しみからは解放されます。

今でもデッサン面倒だなと思うときがたまにありますが、そういうときはこのことを思い出して、よしやるか、という気にさせています。

『クロッキー中毒で美大ぜんぶ落ちた話』まとめ

クロッキーにハマりすぎて起きた失敗談をお話ししました。

  1. クロッキー”だけやってる”にしない。
  2. クロッキーもデッサンも並行して練習する。
  3. デッサンもクロッキーも両方やることが、絵の魅力向上になる

大事なことなので最後にもう一度伝えます。

クロッキーもデッサンもやろう!!!

デッサン用鉛筆については『【初心者向け】描き比べ!デッサン鉛筆を比較してみた』の記事もよかったら読んでみてくださいね!

鉛筆デッサンのスケッチブックはオーソドックスで描きやすい図案シリーズもおすすめです

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